自称ゴールドフィンガー
童貞イズムのY君だが、風俗に嵌っていった。
もちろん風俗は客商売であるから、Y君を楽しませてくれる女の子もいて。
Y君は、あそこの触り方が上手と褒められたらしい。
そして
自称ゴールドフィンガー
が完成したのであった。
もちろん、そのゴールドフィンガーは、その特定の風俗嬢相手にのみしか炸裂しないのだが。
彼は、至る所で
ゴールドフィンガーである事を自慢していた。
いやーまた今日も、炸裂させてきましたよー
などと、いつも自慢をしていたのだが。
とうとうある日、その風俗嬢が
「来週で辞めるんだ」
そんな宣告が出されたのだった。
辞める日に、彼は名残を惜しむかのように、突撃した。
多分、最後のゴールドフィンガーを炸裂させる為に。
そして入店。
「最後に来てくれたんだ、ありがとう」
「僕のゴールドフィンガーを最後に」
「最後だから言うけど、あれちょっと痛いんです」